どうもこんにちわ!東京都で軽貨物運送にプラスしてお客様のわがままに応えるサービスを行っている株式会社オーシャンズの「わがまま便」です!これまで応えてきたお客様の「わがまま」というのは非常に多岐に渡り、時にはリアルな経営ドラマ、人間ドラマがあったりもしますので、ここで「わがまま事例」としてご紹介しています。
小豆を運ぶついでにあんこを練っておいて欲しい!?それって何業務??
さて、今回の「わがまま事例」ですが、「小豆を運ぶついでにあんこを練っておいて欲しい」このタイトルだけを見ると、配送業者に小豆の配送を依頼するのはともかく、ついでにあんこを練らせるなんてそれは明らかに自分達でやるべき業務だろう、いったいどれだけ傲慢な依頼主なんだ…!と思う方もいらっしゃるかもしれません。私たち軽貨物配送を生業とする会社からすると、毎回のように顔を合わせていくうちにお客様から配送のついでにちょっとしたことを頼まれるといったことは少なくなく、それはこの業界では「付帯業務」と呼ばれるほどに常態化しているため、何かおつかいのようなことを頼まれるの自体は珍しいことではありませんが、確かに「あんこを練る」ということ自体は付帯業務のレベルを越えているようには思います。だからこのことについては、通常の配送とは別に担当ドライバーが2時間ほど朝早くから業務開始をして、あんこを練るという作業に対して作業料をいただいているので、弊社としても弊社ドライバーとしても有り難いご依頼と言えます。
軽貨物配送とお客様の事業運営には密接な関係があります!
そもそもなぜこうした依頼を受けるようになったかと言えば、このあんこ製造業者は親族2名+従業員3名ほどでやっている会社でした。東京都や埼玉県など毎日50店舗以上の和菓子屋さんにあんこを卸しており、軽貨物配送会社である弊社もその配送を長いこと請け負っていたのです。ある時いつものようにあんこを引き取りに伺うと、すっかり参った顔のお客様からご相談を受けました。「実は要となっている従業員が来月辞めてしまうんだよ。ほら、うちって人数少ないだろ?一人辞めるだけでも事業への影響って大きくって。誰か代わりにやってくれるような人っていないかなぁ…」今思うと、ご相談というよりも弱気になってちょっと愚痴をこぼしたくなっただけだったのかもしれませんが、弊社としても例えばそれであんこ製造業を縮小するなどして、毎日のように請け負っている50店舗以上への配送を失う可能性があることを考えると、実は他人事ではありません。
もう少し詳しく話を聞くと、そのあんこを練る作業は特段免許がいるわけでもなければ、修行が必要なわけでもないし、実際には機械で練るわけだからその現場員としてやってくれれば良いというような、当初思ったよりも未経験者が行う作業としてはそうハードルの高いものではありませんでしたん。そこで「じゃあわかりました!通常の配送代に4,000円ほどの作業料プラスする形で担当ドライバーが早朝にあんこを練る仕事を請け負う形でいかがでしょうか?」という形で持っていったところ、見事に快諾。弊社の軽貨物運送ドライバーはあんこを練る作業員としての仕事もこなすようになったのです。
人材難に対して軽貨物配送業者がやれることがあるのかも!?
昨今の中小企業における人材不足、採用難は本当に深刻です。特に重要な仕事を任されている従業員が辞める際には、そう簡単にその人材の補充が効かないのが実態だと思いますが、このあんこ製造業者の場合も例外に漏れず、といった状況でした。そこで弊社のドライバーが彼らの業務をサポートする形で業務委託契約を結んだわけですが、その後1年以上にわたりあんこ製造業務を行い、しばらくするとお客様の方にも新入社員が入ってくるように。弊社のドライバーがその社員に作業内容を研修し、しっかりと時間をかけて引き継いだのちにあんこ製造業務からは卒業することになりました。考えてみると不思議な縁ですね。あの時もしもあんこ製造業務に携わることがなければひょっとしたらこの会社もどうにかなっていたかもしれなかったのに、軽貨物運送という門外漢の私たちが関わった結果、無理のない形で従業員が補充でき、再び自立するに至ることができた。私たちもお客様を失わずに済みましたし、お客様も苦境を乗り越えることができた、それは「わがまま」を言ってくれたおかげだったようにも思うのです。
いくら世の中が変わろうと、最後の最後は人と人。それを弊社は「わがまま便」という形で応えているのかもしれません。
そもそも株式会社オーシャンズの「わがまま便」って?
さて、今回はあんこ製造業のお客様における「わがまま」をご紹介しましたが、そもそもこの「わがまま便」って一体何なの?という声が聞こえてきそうです。「わがまま便」は軽貨物配送サービスを母体としながら、お客様のお困りごと、いわば「わがまま」にお応えするサービスです。今すぐに何かをするような緊急性の高いものもあれば、そうでないものもあり、定型化するのが難しいため、わがまま1回あたりの料金を以下のように定めています。
●2時間貸切わがまま便(25kmまで)
¥8,000〜(税抜)
●4時間貸切わがまま便(45kmまで)
¥15,800〜(税抜)
●6時間貸切わがまま便(65kmまで)
¥23,300〜(税抜)
●8時間貸切わがまま便(85kmまで)
¥35,000〜(税抜)
もちろん「わがまま」内容によっては距離は関係ないかもしれませんので、ちょっと聞いてみたいなと思われたら、実際に私たちに頼むかどうかは別として、お電話またはお問合せフォームからお気軽にご相談ください!なお、時々あるのですが、法令違反その他社会通念上不当な行為についての代行はできませんので、あらかじめご理解ください(特殊な免許が必要などの行為も同様です)。
なお、この「わがまま」は1回コッキリでも継続ご利用いただいてもOKです。客様の「わがまま」を自社雇用ではなく外注での経費で解決する、というのもこの「わがまま便」の大きなメリット。是非ぜひお気軽にご相談くださいね。お待ちしております!